今回はめずらしく平面デザインについて書いてみようと思います。
(自分は素人なのであまり偉そうなことは言えませんが・・・)
デザインを意識したのは子供の頃のプラモのパッケージですね。
並んでいるだけでワクワクしたのを覚えています。
一番好きだったのは「ゾイド」でした。子供の好きな恐竜+メカという
オモチャでしたが、英語部分のフォントがIMPACTのみという渋い
パッケージでした。子供向けの商品でありながら手を抜かない所が
心に響いたと言っていいでしょう。(子供ほど子供騙しが嫌い。)
ここ最近は力強いものよりもシンプルな線でまとめることが
主流です。ビビッドな色を配色したり、入り組んだロゴなども
好きなんですが、ボロいウチのプリンタでは再現が不可能だったため
シンプルな方へ進んだことが今のラインに繋がっています。
参考にしているものはプロダクトデザインの雑誌「AXIS」や
女性向けファッション誌です。
空白を多く取り、絵をレイアウトする手法を参考にしているので
ハデなロゴはかえって空間のバランスを崩しやすい。
ムダなものを切っていくのがデザインの基本でしょうから
シンプルなラインで作るのは正解かと。
特にSFの世界観を見せる際には「透明感」を演出したいため
シンプルなデザインへ行く傾向がありますね。
ブレード・ランナーのようなサイバーパンクではなく
エースコンバット3のテクノのノリでしょうか。
ロゴに関しては大きなオブジェクトを1つ作り、そこへ小さい文字を
装飾する手法がメインになっています。
ちょっと前までは、黒い帯を用いた「ベクターオブジェクト」を
多用していたのですが空間を埋めることはできますが
文字のレイアウトに支障をきたす上、機能が見えないため
あまり使っていません。1つの手法ですのでケースバイケースで
使えるといいかなぁ。
他、文字や記号を複数組み合わせるのが好きで
そこから幾何学模様が生まれます。
生まれた「秩序」をなんとかいじってロゴにもっていったり
するのも楽しいですね。